一番メジャーなローン
銀行でクレジットカードの次の営業として取り組んだものは住宅ローンでした。
家を建てたり、買う際に使う住宅ローン。
金利も昨今は上がり始めましたが、ほかの融資商品に比べて金利はかなり低いですし、借入期間も長くとれるので一番メジャーな商品でしょう。
もう15年以上前なわけですが、その当時ですらすでに銀行の支店では、住宅ローンの新規融資(建築、購入の際に住宅ローンを貸し出すこと)はほぼやっていませんでした。
なぜかというと、そういった建築、購入の案件については、不動産業者が必ずついています。
建築業者、仲介業者、販売業者です。
住宅ローンの借り入れをされた方はご存知でしょうが、その不動産業者が住宅ローンの紹介、審査の手続きまでをお膳立てしてくれます。
場合によっては提携ローンなどで金利の優遇も受けられることもあるでしょうし、融資審査のためにわざわざお客さまが自分で出向いて銀行にいって、不動産の資料や自分の収入資料をもっていったりしなくてよいわけです。
銀行も不動産業者から話をもらった方が必要十分な情報が得られて簡単ですし、三者にメリットがある仕組みです。
銀行もそういった業務を行うために住宅ローンの業務のみを行うセンターなどがあってそこで一元的に対応を受けるという効率的な仕組みが当時から存在していたので、支店にはそういうお客さまはこないですし、来られたとしてもセンターにつないで終わりです。
今はどうなっているのかはわかりませんが、ネットだけで完結する住宅ローンも当たり前にあるようですから、より効率的になっているのではないでしょうか。
じゃあ、その当時の支店で住宅ローンの営業でできることはあるのかというと、一つだけありました。
それは「借り換え」です。
「借り換え」とはもうすでに住宅を建築、購入して住宅ローンの返済を行っている方へ、「今の銀行よりももっと安い金利で貸しますからうちに借り換えませんか」と提案するものです。
既存の借り入れと新規の借り入れの金利差がある程度あって、借り換えに伴う諸費用(一括繰り上げ返済の手数料や抵当権の抹消、新規設定の司法書士への報酬)を吸収できれば、お客さまのトータルの返済額が減り、メリットがある行為です。
これの提案をしていました。
チラシのポスティング
お客さまから住宅ローンを借り換えたいという相談もあるにはあった気がしますが少なかったと思います。
そんな時は借り換えのメリットを書いたチラシを印刷して、築数年経って借入金利が高そうな分譲マンション(不動産の登記情報は誰でも閲覧ができますので、登記情報を確認して抵当権の記載の中にある金利を確認する)などを狙ってチラシをポストに投函するポスティングをしていました。
これが結構大変で、チラシ投函禁止となっているところにはもちろん投函できませんし、管理人さんにダメと言われればこれも投函はできないので、マンションまで行っても配れず終わるみたいなこともあった気がします。
あんまり効果があった気はしません。
それでもやることに意義がある的な感じで・・・
ポスティングはしない
今後自身が独立開業しても、ポスティングはしないでしょう。
紙を印刷するコストもありますし、不特定多数の方に認知してもらってそこから仕事のご依頼をいただけることが想定できるような仕事でもないと思います。
なにより今時、紙のチラシを配られても、迷惑でそのままゴミ箱行きな気がします。
家には紙のチラシ入ってきますけど、軽く目をとおして終わりです。
でも何もやらなくていいわけではありません。
営業して、知ってもらうべき方に知っていただき、仕事の依頼をいただかないと食べていけませんので。
まずはこのブログ。
ブログ以外にも何ができるかを模索していこうと思います。
【編集後記】
昨日は午前中にブログ、その後業務に関する本を読んで外出。
午後帰宅してからは子どもが河原で石拾いしたいというので家族で河原へ。暑かったですが満足したようでよかったです。
【1日1新】
- ル・モンド新宿(ステーキランチ)
- スタバ 洋なし 生キャラメルフラペチーノ
新宿に来たので気になっていたステーキ屋へ。開店同時に行きましたがすでに行列。30分ぐらい待ちましたが食べれました。
スタバの洋なし生キャラメルフラペチーノは昨日はすごく暑かったのでおいしく飲めました。