法人・個人を問わず、「青色申告で申告書を提出している」という方は多いと思います。
青色申告は、基本的には開業・設立時に申請をすれば、却下されることはまずありません。
ただ、実際のところ「申告しているだけ」になってしまっているようなケースも多いのではないかと感じます。
申告はしているが、数字を事業運営にいかせていない
多く見られるのが、次のような状態です。
- 決算・申告は毎年きちんと行っている
- しかし、年の途中で利益がどの程度出ているのかわからない
- 売上や経費の増減、今後の見通しが把握できていない
本来、青色申告は、
- 事業の成績を正しい数字で記録・確認する
- 将来の判断材料にする
ためのものであり、控除などの税務上のメリットは、その結果として与えられているものとも言えます。
リアルタイムで数字を把握するメリット
事業の成績を、年に1回の申告の時期に初めて知るのではなく、日々の経理を通じて、できるだけリアルタイムで把握していくことには多くのメリットがあります。
例えば、
- 設備投資をするべきか
- 法人化を検討すべき水準か
といった判断は、「今どれだけ利益が出ていて、今後どうなりそうか」が分からなければできません。
結果として、検討するタイミングが遅くなり、選択できる方法が限られてしまう、という状況になりがちです。
最低限把握しておきたいこと
法人・個人を問わず、最低限次の点は年の途中でも把握しておきたいところです。
- 現在までの売上と利益の状況
- 決算時点での利益のおおよその着地見込み
ブレの全くない正確な数字である必要はありません。
これがある程度わかっているだけでも、税金の面だけでなく、経営上の不安もかなり整理されるかと思います。
毎月の経費の支払いによって、将来的に手元の預金が不足しそうだと予想できれば、早めに融資を検討することもできますし、大きく利益が出そうであれば、早い時期から必要な設備投資などを検討することもできます。
青色申告は、期限までに決算を組んで提出すれば終わり、というものではありません。
個人の方は、もうすぐ確定申告の時期です。
2025年分の数字をこれから「集計する」、もしくは「依頼する」という方は、まずは期限までに申告を終えることが大切です。
そのうえで、申告が終わった後、
2026年分からは日頃の経理を行い、早めに数字を把握していくことも意識していただければと思います。
【編集後記】
執筆とコンテンツ作りを少しずつ。
日中に子どもの付き添いで何度か外出しましたが、寒かったです。
【1日1新】
Netflix『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン1
ハワイのターゲットで関連商品が売られており、人気があることを知って、試しに観てみました。怖いです。