決算日とは
決算日とは事業の利益の計算を区切る最後の日です。
ビジネスの利益を計算するには、いつからいつまでという範囲を区切り、その中の利益を計算します。
この範囲、期間のことを「決算期」や「事業年度」といったりします。
これがとても重要です。
たとえば、決算日になってまだ入金されていなくてもこの決算日の前に、相手先に対してサービスの提供が完了している売上はこの期間の利益の計算に含めなくてはいけません。
逆に前もってまとめて支払った費用などのうち、決算日以降の期間に対応する金額は、原則としてその決算期の利益の計算に含めてはいけません。
個人は12月31日
日本では個人でビジネスをする場合は、この決算期が法律で決められています。
1月1日から12月31日までです。
どんな人であってもこの期間で利益を計算し、対応する税金の額を算出して、確定申告書を税務署に提出する必要があります。
会社は自由に決めていい
会社の場合は、自由に決めることができます。
3月31日でもいいし、個人と同じ12月31日でもよいです。
たとえば今日の日付、10月27日としても問題はありません。
ただ、月の途中の日ですと計算はしにくいかもしれません。
先ほどあげたとおり、実際に入金されていないけれどすでに提供が完了した売上や、まとめて支払ったけれどまだ提供を受けていない費用や決算日より後の期間に対応する費用は、原則としてきちんと期間に対応するように調整しなければいけませんので、月の途中の日を決算日としてしまうと、その計算がかなり大変になることは間違いないでしょう。
いつでもよい場合には、会社の業務が比較的落ち着く月の月末にするのも一案です。
決算日から通常2か月以内に税金の計算を確定させて申告書を提出しなくてはいけませんので、取引量が多ければ会計データの入力と確認作業だけでも大変です。
個人の方の場合には、期間を任意に設定するということはできません。年が明けてから慌てることのないように今から準備をしておきましょう。
【昨日のこと】
昨日は子どもの学校のイベントを見学に。雨の中すごい人で疲れましたが、楽しそうでした。
【1日1新】
「まい泉」のポケットサンド
「まい泉」自体とても久しぶりに食べましたが、とても美味しかったです。