保証料の会計処理

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保証料とは

保証料というものがあります。

住宅ローンの借入をされたことがある方であれば、多くの銀行が、グループ会社が保証人となる形式で住宅ローンを提供しているので、聞いたことがあるかもしれません。

保証料は、住宅ローンなどの借入を行う時に支払うものです。

借入をした人が返済できなくなった時に、保証会社等にその借入を銀行に返済してもらう(保証人になってもらう)ために保証会社等に支払うお金です(保証会社が代わりに返済してくれるといっても、借りた人の返済義務がなくなるわけではなく、肩代わりしてくれた保証会社へ支払う義務が生じます)。

事業用の借入で保証料を支払った時

事業用の借入を行う時もこの保証料を支払うケースがあります。

金融機関だけではリスクを負えない(負いたくない)時に、各都道府県にある「信用保証協会」という公的な機関が保証人になってくれる仕組みがあります。

独立・創業時に民間の金融機関からお金を借りるのであれば、通常は信用保証協会の保証を受けることが必要になるケースが多いと思います。

保証料は通常、お金を借りるときに一括で支払います。

金額や借入の期間に応じて保証料も変動し、基本的には借りる金額が増えるほど、借りる期間が長いほど、保証料も増加します。

経過した期間に応じて費用処理

信用保証協会に支払う保証料について気を付けるべき点があります。それは支払った金額全額がすぐに費用とならない点です。

なぜかと言うと、保証料は先ほど述べた通り、借入の期間に応じて設定されているからです。

借入期間が5年であれば支払う保証料の金額も5年という期間に応じた金額になります。

例えば、個人の方が1月1日に融資を受けてそこから5年間かけて返済する予定とします。
最初にまとめて払う保証料が5万円だとすれば、この5万円は、借入期間5年に応じた金額なので、最初の年に経費にできるのは5万円×12月/60月で1万円(説明のために単純化しています)となります。

残りの5万円-1万円=4万円は翌年以降、時間の経過に応じて費用として処理しなければいけません。

会計データの仕訳で表すと次のようになります。

・支払時
前払費用(長期前払費用)  50,000円/預金  50,000円

・決算時
支払手数料 10,000円 / 前払費用 10,000円

保証料については支払った全額を支払った年の費用にしてしまう誤りが多いものです。もし独立・創業してすぐに事業用の借入を行う予定の方は、会計データの入力の際に注意していただければと思います。

【編集後記】

午前中はオンラインで打ち合わせ。午後は子どもと買い物へ行きました。夜は初めてホットクックでカレーを作ってみました。弱火で煮込む過程がないのが時間を有効に使えてとても良かったです。

【1日1新】

  • スタバTEAVANA

上の子と一緒に初めて行きましたが、お茶ばかりで新鮮でした。

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