原点となった本『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』

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原点

自分のキャリアを振り返る上で外せない本があります。
勝間和代さんの『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』です。
この本との出会いは、当時銀行員1年目で新人研修の後支店に配属となり、社会人としての洗礼を浴びていたときです。
横浜の大きな本屋の店頭の目立つところにありました。

この本の内容を実践してTOEIC900点も日商簿記1級も取得しましたし、ひいては税理士資格も取得できました。
ITスキルはあまり身に付きませんでしたけど。
また、転職も経験しました。

じゃあ結果的に年収10倍になったかというと、新入社員の頃の年収が300万から400万円ぐらい。
去年の年収から考えても、10倍どころか・・・

では、この本は読むべき価値はなかったのかというと、そんなことはなく、前の職場では英語ができるようになって、前の職場では仕事がしやすくなったし、簿記の勉強もがんばったおかげで評価されて、おそらく配属とかの希望にもいい影響があったんだろうと思います。
何よりも自分の軸を形づくってくれました。
当時はスキルも経験もない新人銀行員で、業務では希望が見いだせず、途方に暮れていました。


だからこそ、勉強してスキルを磨き、自立した人間になろう。組織に依存しない人間になろう。
というこの本で書かれていたことは、とても納得感があり、それから10数年たった今でも自分のよりどころでした。



実際にここ数か月転職サイトに登録してエージェントと話しをしてみても、目に見える難易度の高い資格があることで転職においてもとてもチャンスがあるなと感じました。
結果的に転職せず独立という道を選ぶことにしましたが。

当時は自己啓発ブームで「カツマー」(勝間和代さんを礼賛して自己啓発に励むちょっと痛い人的な揶揄と理解していました)という呼称もはやるくらいでしたし、自分もほかの著作も読み漁ってフォトリーディング(速読法)のセミナーに参加したり、本を買いあさっていました。

いつしかそんなに自己啓発本を買いあさっても仕方ないということに気づき、その後はトーンダウンしましたが、それでもこの本に書かれたエッセンスは今でも色褪せず自分の指針となっています。

今後

この本を読み身に着けた学ぶ習慣、努力する習慣を今後も維持して、年収10倍は必要ないけれど、今後生活に困らない程度に稼げるようにならないといけないなと無職となるのを前に痛感します。
そのためにもアクションを起こすことを恐れずに継続していきたいと思います。

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