自分の軸

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自分の軸とは

軸はありますか。
私は大切にしたいことはあります。
譲れないことは、自分のなかでできるだけ正しいことをしたい。
言い換えれば、自分の良心が痛むようなことはしたくない。
きれいごとかもしれませんが。

大学を卒業して初めて就職した会社は銀行でした。
今もその銀行はあります。
いわゆるメガバンク。
世間的には「いい会社」なのかもしれません。

ただ、自分にとっては違いました。
もちろん他の方にとっては「いい会社」であることもあるでしょう。
「自分にとって」ということが何よりも重要で、大事なことだと思います。
働くのは自分ですし、良心が痛むことが多かったので、営業でしたが営業成績もあがらないことが多かったです。
それはそうですよね。自分がいいと思っていないことを人に勧めることはできません。

じゃあ、そんな時どうするか。
社内で従事する仕事を変える、異動するということも一つの選択肢でしょう。
しかし、組織の中で簡単にそんなことはできないことも多いです。
一人ひとりの従業員の願い、まして「こんな仕事はしたくない」とか、そんなことをいちいち聞いていたらきりがないし、組織が回りません。

だから、自分は転職を選びました。
転職も簡単ではないですよね。準備も必要ですし、周りの理解も必要です。
準備するのも通常一定の時間がかかります。また、人間はだれしも現状維持するほうが楽ですし、失うことを過度に恐れるようにできているらしいです。

また、周りからの理解も得られないこともあるでしょう。
理解はないよりはあったほうがいいでしょう。
特に身近な人からの理解は。
でも、そういうことも含めて難しい場合は逃げることも必要かもしれません。
周りは自分のことを思って何かを言ってくれるかもしれませんが、自分の人生を生きるのは自分です。その人が代わりに生きてくれるわけではありません。

仕事は一日の大半を占めているものですから、それ以外の周りが見えなくなっていることもあると思います。
逃げてみたら、たいしたことないなって思えることもあるでしょう。

軸をどう作るか

軸は最初から見えているものでしょうか。
これも私は見えていませんでした。
就職活動なんて、大企業ばかり受けていました。
特に金融業界。
理由は給料が高いから。
そんな理由ですから入ってから苦しむのは道理です。
でも、働くことで少しづつ確たるものが見えてきました。
「こんな仕事はしたくない」
「もっとこういう仕事がしたい」

最初から軸が見えている人はそれに向かって努力して回り道せず突き進んでいけばいいでしょう。

ただ、そうでない人にとって、軸は日々もがく中で見えてくるものでしょう。
そして見えてきたときにそれを実現できるように少しづつ努力していくしかないと思います。

私は以前に一度転職をして入った二つ目の組織を近く離れます。
もっともっと、自分の軸を大切に生きていけるように、さらに頑張っていくつもりです。
だからあの時もがいていたことも無意味なことではなかったと今は思います。
でも当時は苦しかったし、何なら二つ目の組織でも苦しいこと悔しいことはいっぱいありました。でも一度目より、自分の軸に近づいたし、大切にできるようになったし実力も身についてきたと感じています。

次はさらに自分の大事なもの、譲れないものを守りつつ、楽じゃないけど楽しんで働けるように頑張りたいと思っています。
そのための努力と行動を惜しまずに頑張ります。

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