事業における固定費
使っても使わなくても毎月同じだけの金額がかかる固定費。独立して事業を行う上で必要な支出であれば負担する必要がありますが、本当に必要かどうかはよく検討する必要があります。
大きな固定費を負担するということは、利益を出すためのハードルがその固定費負担分上がることを意味しています。ましてや、今はどんなコストも昔に比べて値上がりしている状況ですから、改めて必要なもの、そうでないものを見直すことが必要だと思います。
固定費は大きなものから検討
固定費を検討する際には順番があります。それは大きな支出から検討するということです。いくら小さなコストの節約を積み重ねても、大きな無駄遣いがそのままではお金は出ていく一方です。
検討の順番としては
- 事務所等の家賃
- 車
- サブスクサービス
といったところかと思います。
事業を行う上で、人を雇うのでなければ最も大きな固定費は家賃でしょう。最初から事務所や店舗を借りている、もしくは借りる必要がある場合には、その家賃の負担はそれなりに重いものになるでしょうから、条件などを慎重に検討する必要があるでしょう。
次は車です。もし首都圏に住んでいるのであれば移動は車よりも電車の方が効率的なケースがほとんどだと思います。車は購入する代金も高額の出費になりますが、購入後、使用しなくても維持に多額の費用がかかります。事業の運営上、本当に必要でなければカーシェアなどの利用を検討することも選択肢の一つだと思います。
最後にサブスク。昨今サブスクリプション型のサービスが非常に増えてきたと感じています。以前であれば買い切りであったサービスなども軒並みサブスクリプション型に変わっていたり、買い切りがあってもむしろサブスクの方を勧められることが多くなっていると思います。
いつのまにか契約しているサブスクが多くなっていて、管理しきれず、使っていないサービスをずっと契約しているということもある気がします。これは私自身も気を付けていて、定期的に見直すようにしています。
解約が難しいものはより慎重に
事業に必要であれば、それは当然支出すべきものですが、その見極めは慎重に行うことが必要です。
家賃や車など、簡単に解約できない、もしくは解約してもそれなりにコストがかかるものは特に。
これから独立される方は、ご自身のビジネスプランに応じた本当に必要な支出を見極めた上で、いいスタートを切っていただければと思います。
【編集後記】
午前中から外出し、そのまま電車で移動してお茶をしつつお話を。とても楽しい時間を過ごせました。
【1日1新】
- 博多もつ鍋やまや 新宿マインズタワー店
以前初めて食べてとても美味しいと感じた「やまや」の明太子を2年ぶりぐらいに食べました。
美味しかったです。