来店客と受付の方のコミュニケーション
先日、とあるサービスを受けるためにお店へ行きました。混雑するのがわかっていたので、開店前から並んで早い順番を確保して待っていました。
予想通り、お店はとても混雑しており、開店時間の前後には次々とお客さんが訪れます。
私は受付の正面にある席で待っていたのですが、そこから受付の方と来店客とのやり取りがよく見えました。
張り紙vs言いたいことを言う方たち
来店したお客さんは受付の方にいろいろと話しかけていました。
しかしそのお店では、受付方法を詳しく書いた紙を掲示していて、受付の方は「こちらを読んでください」と繰り返すばかり。
「張り紙に書いてあるから読んでください」
「いきなり来て、紙に書いてあるって言われても。教えてくれたっていいじゃないか。」
やり取りを見ていると、どちらの言い分もわかるだけに、なんだか切ない気持ちになりました。
どんなときでも相手の立場に立ってコミュニケーションを取ることは、簡単なことではありません。
人はそれぞれ、自分の立場からしか物事を見られないものです。
税務調査でも同じことが言える
税務調査でも、税務署と納税者の間には大きな立場の違いがあります。
私自身、調査官として多くの税務調査を経験してきましたが、納税者や税理士の方との議論が平行線をたどることもありました。
そのような場合は、どこかで妥協点を見出すしかありません。
妥協せずにいれば、双方にさらなる時間と労力がかかります。
もちろん、譲れない一線もありますが、ほとんどの場合、どこかで折り合いをつけた方がお互いにとってメリットがあるのが現実です。
日常生活ですらコミュニケーションがかみ合わないことは多いものです。
慣れない税務調査の場面であれば、なおさら難しいでしょう。
過去の調査でコミュニケーションがうまくいかなかった経験がある方や、税務署とのやり取りに不安をお持ちの方は、税理士に依頼することも検討してみてください。
【編集後記】
登録時研修の受講を終えました。勉強になりました。
【1日1新】
- カルディのコーヒー豆「ノエル」
在宅で仕事をしているためコーヒーの消費量が増えました。
いつもは「マイルドカルディ」一択ですが、クリスマスシーズンの包装に惹かれて今回は「ノエル」を購入しました。濃厚でとても美味しかったです。