バッテリーは十分
先日購入したApple Watch Ultra 3を装着して登山に行ってきました。
購入の大きな理由であった登山時のバッテリー切れや、登山時に携帯を持ち出さずに現在地や次のポイントへの到着予測、方向の確認といった機能が使えるかという点での検証をしてきました。
今回の行き先は山梨県の甲斐駒ヶ岳。
南アルプスの百名山です。
この山への登山ルートのうち、最も過酷で、日本三大急登(きゅうとう、急な登りのこと)のひとつと言われる黒戸尾根ルートを登ってきました。
このルートは本当に過酷で、標準コースタイム(休憩時間を含まない標準的な所要時間)が15時間前後。朝登っても日が暮れるまでに帰ってこれないという、相当な体力が必要なコースです。
Apple Watch Ultra 3のバッテリー持ちも含めて検証するにはちょうどよいルートかなと思います。
さっそく使用してみた感想についてですが、バッテリーは十分に持ちました。
これまでの登山では登り始めにワークアウトのアプリでハイキングを選択し、使用していました。
以前使用していた5年落ちのSE(2020年購入、バッテリー容量67%)では、朝家を出るとき100%に充電した状態でも5時間も使用するとバッテリーが切れてしまい、完全に落ちてしまうという状況でしたが、
今回は13時間半程度の登山中、バッテリーは十分持ちました。
下山時で30%程度まで減っていましたが、その後夜遅く帰宅するときも19%と、日帰り登山では十分なバッテリー持ちでした。
YAMAPだと物足りない
バッテリー以外の、登山時の携帯で確認していたような情報をApple Watch Ultra 3の画面上で確認できるのかという点については、普段使用している登山時のアプリYAMAPを使用した状態では、かなり物足りないというところでした。
これまでの登山時の携帯とApple Watch の使用状況としては
- 登山開始時に携帯でYAMAPアプリを起動し、登山開始のスイッチを押す。
- その後はApple Watch でワークアウトのハイキングを起動。
- 山行中は心拍管理はApple Watch で、道中の方向、ルート確認、次のポイントの所要時間確認は携帯を取り出してYAMAPアプリで確認といった感じでした。
このうち3.をApple Watchでできたらいいなというのが、Apple Watch Ultra 3を購入した目的の一つだったわけですが、現在使用しているアプリYAMAPでは、
Apple Watch Ultra 3の待ち受け(時計)画面上には山行中の情報は表示できず、Apple Watch Ultra 3でYAMAPアプリのアイコンをタップして、初めてアプリ内の情報を取りに行ける仕様であり、そのアプリ内でも地図を見るにはさらにタップする必要があったり、情報量も携帯と比べて少なく、結局携帯を取り出すしかないという状況でした。
これは今まではApple Watchでは画面も小さく、バッテリーも少ないのでここまでの情報を確認するつもりにもならなかったので、知らなかった部分でした。
性能を引き出すにはヤマレコ?
YAMAPではApple Watch Ultra 3の性能を登山中に引き出すのは難しいということがわかり、その代替手段としてヤマレコの使用を検討中です。
ヤマレコはYAMAPと同じような登山アプリで、ほぼできることはかわらないという認識ですが、これまでは特に意識することなくYAMAPを使用してきました。
しかしながらApple Watch 上でのアプリの利便性はヤマレコの方が相当進んでいそうです(ネットでみたかぎりですが)。
ヤマレコについてもYAMAP同様にそのアプリの機能を全部使おうと思うと、有料会員になる必要があるので、すでにYAMAPの有料会員でもあるため、その継続も含めて今後検討していこうと思います。
また、これまではApple Watch のワークアウトアプリでハイキングを起動していましたが、これもわざわざ起動しなくてもよいかなと感じました。
というのも、これを起動するとApple Watch Ultra 3といえども13時間半の使用で70%のバッテリーを消費するため、心拍数の測定頻度は落ちたとしても、YAMAPやヤマレコの登山アプリの起動だけで十分かなと感じたためです。
この点も今後検討していこうと思います。
いずれにしても、最新のガジェットを使用して自分の行動や運動を数値化、みえる化するのはとても楽しいなと感じています。
Apple Watch Ultra 3を使ってもっと登山を楽しんでいこうと思います。
【編集後記】
昨日はブログ更新後、山へ。大変ハードな山でした。
【1日1新】
スタバプレミアムミックス 抹茶ラテ
山頂で飲む抹茶ラテはとてもおいしかったです。