レストランでの罵声
先日、表参道でランチをしました。
フレンチのフルコースで料理自体はとてもおいしく、サービスも満足いくもので、値段も見合うもので総じて満足感がありました。
ただ、一つだけ残念なことがありました。
そのレストランは厨房が、食事をするテーブルのあるエリアとレジを挟んであるような配置で、厨房自体をテーブルから見ることはできなかったのですが、その厨房から罵声が飛んできました。それも一度ではなく二度、三度と。
内容は「早くしろ」とか「なんでやらねえんだ」といった内容で、厨房の誰かを怒鳴りつけるものでした。
食事はおいしくても気分は台無しでした。
コスパもよかったのでまた行ってもいいかなと思うくらいでしたが、きっと行くことはないでしょう。
何か理由があったのかもしれませんが、それが食事をしている客にまで聞こえてしまう。しかも何度もというのはこういったレストランではありえないでしょう。
ビジネスで怒りという感情はありか
仕事をする上で怒りという感情は他人に向けて出してはいけないと思います。命にかかわるような仕事で場面を限定していればありかもしれませんが。
職場で管理者が今の時代にそれをすればパワハラです。
パワハラまでいかないとしても部下は上司のことを常に見ています。
感情のコントロールができていない上司の元で働く環境はつらいでしょう。
私が働いた銀行と国税の職場ともに上からの命令は絶対という文化でした。
特に銀行は時代のせいかもしれませんが上意下達が徹底されていました。
ただ、全てにおいて絶対に怒りの感情はだめかというと、他人に向けずにコントロールできるのであれば一時的にはモチベーションになりうると思っています。
どうしても許せないという負のエネルギーを現状を、自分を変えるためのエネルギーにする。なかなかしんどいのでそう何度も使うべきではないと思いますが、現状を変えたいとき、大きなエネルギーになるのは怒りの感情だと思います。
勉強を頑張ったりするときは、昔感じた怒りのエネルギーが強いモチベーションでした。
反面教師
自分も怒りの感情を感じることは多いです。サラリーマンをしているときは、いつでも冷静にいるように心がけていましたが、そうすると「こいつには何言ってもいいんだ」と勘違いする人がたまにいました。
何度も繰り返された場合は、反撃することもありました。
でも、怒りの感情を出すことは自分にも相当なダメージがきてしまい、心身ともにしんどくなってしまうことがありました。
でもそういうタイプの人には言わないとわからない(言ってもわからないかもしれません)のでどうしても言わねばならないと感じたときは言っていました。
難しいですが怒りの感情はうまくコントロールしなければいけないと思うので、今後もちゃんとコントロールできるようにしていきたいと思います。
また、そういう方とは付き合わないという選択ができるのが独立のよいところだと思うのでそうできるように。
そして、自分自身へ自戒も常に忘れず。
日々穏やかに楽しくすごせるように努力していきたいと思います。