最近また金利が上がっているという話を見聞きしました。
減税が検討されているからということが理由のようです。
金融・投資の世界では、「金利が上がると債券価格は下落する」と言われます。
債券に投資をしていれば、投資対象の債券の価値が下がることになりますが、今日は投資の話ではなく、ビジネスや生活の上でどうすべきかについて考えてみました。
金利上昇中でも借入のメリットはある
ビジネスを行う上で、お金を借りるということはとても大事なことであり、多くの場合必要不可欠なことだと思います。
お金を借りることができれば時間を買うこともできますし、資金繰りの余裕を持つことにもつながります。
多少の金利支払い以上にメリットがあることも多いと言えると思います。
また、金利が上昇していると言っても、銀行などで借りるローンや融資の金利はカードローンや消費者金融に比べれば相当低いものです。
さらに、事業用融資の金利は経費になります。税金が安くなる効果があるということです。
税金が安くなる効果も含めた金利のことを実質金利と呼ぶこともあります。
金利負担が増えることはデメリットと言えるかもしれませんが、お金を借りるメリットは確実にあります。
メリット・デメリットをトータルで検討することが大切です。
固定金利で借入中であれば直接の影響は限定的
事業を始める際に利用を検討することの多い日本政策金融公庫の創業融資については、原則として借入時に決まった金利が返済期間中も適用されます。
そのため、今のように金利が上昇している局面では、結果的に金利変動の影響を受けにくいと言えます。
ただ、これから借りようという状況であれば、固定金利であっても適用金利は世の中の金利変動に応じて変わりますので、金利情勢については多少気にしておいた方が良いかもしれません。
変動金利は影響あり
変動金利で融資・ローンを借入中であれば、世の中の金利が上がれば、実際の適用金利も上がる可能性があります。
実際に多くの方が変動金利を利用していた住宅ローンについては、ここ数年で適用金利が少しずつ上昇しています。
住宅ローンの場合には、大手銀行であれば5年間返済額が変わらないといったルールがもうけられていることもあります(ネット銀行などの住宅ローンは異なる場合もあります)。
事業用のローンについてもその条件は契約によって異なりますので、まずは契約書の条件を確認しましょう。
金利が上昇しているから借入はしないと考えるのではなく、利用している(もしくは利用する予定)の融資・ローンの条件をきちんと理解しておくことが重要だと思います。
契約書などはとても細かく、記載されていることも多いのですべて頭に入れるのは難しいかもしれませんが、適用金利の種類や、金利変更の条件などは確認しておきましょう。
【編集後記】
午前中は税理士業。午後から外出して打合せ。
【1日1新】
- 牡蠣鍋
出かけた時、外がすごく寒かったので、帰りに牡蠣を買って鍋に入れてみました。なんとなく「食あたり」が怖くてこれまで牡蠣を鍋に入れたことがなかったのですが、身体も暖まりおいしくてよかったです。